COD MW3のTYRの性能とカスタム
初心者オススメ度★★★☆☆
中級者以上オススメ度★★★★★
COD MW3のTYRは連射力が低いが超高威力のハンドガン(HG)だ。
詳しい性能とカスタムについて紹介していく。
COD MW3のTYRの目次
性能アプデ
おすすめカスタム(1丁)
おすすめカスタム(デュアル)
目次にもどる
TYRの性能
COD MW3のTYRは表記上はレート約260.2RPM。発射遅延があり、デフォルトではボタンを押してから射撃までに約0.09秒もかかってしまう。
加えて、表記上のレートは嘘であり、実際は約150RPMである。
この武器に関しては、発射遅延を下げレートを上げるアタッチメント「ウル フューリー」がほぼ必須となるので、以下からは「ウル フューリー」をつける前提で性能を紹介していく。
「ウル フューリー」をつけることでレート約187RPM、ボタンを押してから射撃までの時間が約0.065秒となる。
最大ダメージが出る射程内のヘッドショットダメージは240、ボディ上部ダメージ(胸)は156、ボディ下部(腹)ダメージは120。頭>胸>手・腹>足のようなダメージ設定となっている(首も頭と同じダメージ判定)。
約8.9mまでは頭・胸に当てればワンショットキルで発射遅延を考慮するとキルタイム約約0.065秒と異次元火力となる。条件を満たせないと2発キルとなりキルタイム約0.385秒と遅くなってしまう。
約15.2mまでは威力減衰しているが頭・胸のみ当てれば一撃キルなのは変わらない。それ以外の箇所に当てると2発キル。
約42mまでの距離ではヘッドショットのみ一撃キルでそれ以外の箇所に当てると2発キル。
弾速は310m/sとハンドガンとしては普通。他メイン武器と比較すると遅いが近距離戦で使うならそれほど問題はない。
反動は以下の通り
反動はほぼ上方向だがかなり大きい。連発するなら銃身をしっかり下げて制御しながら撃ちたい。とはいえ連射力が低く一撃キルが狙える武器なので1発で仕留めるつもりで撃つことが一番大切だ。
アイアンサイトは以下の通り
枠などがなく視認性は十分。サイト系アタッチメントは必要ないだろう。
TYRの取り回しについての性能は以下の通り。
エイム速度 | 0.21秒 |
エイム時の移動速度 | 3.6m/s |
ダッシュ後射撃速度 | 0.055秒 |
移動速度 | 5.1m/s |
腰だめ撃ち時のばらつき最小 | 2.2 |
腰だめ撃ち時のばらつき最大 | 12.5 |
切替速度 | 1.1秒 |
ハンドガンの中ではエイム速度、エイム時移動速度などは悪いがそれでもSMGクラス。ダッシュ後射撃速度は速い。腰撃ち精度は初弾は悪くないが連射すると一気にクロスヘアが広がるので注意が必要。
マガジン弾数は5発とハンドガンの中でも少ない。ただ最大ダメージ射程内ならワンショットキルができるため1マガジンで複数人倒すこともできる。リロード速度も2.1秒とそこそこは速い。
TYRは第2ダメージ射程までの頭・胸ワンショットキルが非常に強力。ただ、2発キルではレートが低すぎて火力が低く、一撃で決めないと不利となる武器である。
コンバージョンキットの「JAK ビホルダーライフルキット」が使用可能に。キットなしでは頭・胸一撃キル距離は15.2mだがキットをつければ19.3mまで向上し弾速も50%上昇する。取り回しは悪くなるが、射程・弾速の上昇量が大きく優先度が高い。
発射遅延に注意が必要。ボタンを押した後も射撃が完了するまで敵にエイムを合わせ続ける必要がある。
扱いづらさを感じる武器だが、使い方をマスターすればサブ武器の中でも最強クラスの性能を持っている。
デュアルも強力。結構ありえない距離まで左右同時発射ワンショットキルが可能だ。
スネークショット(ショットガン化)のアタッチメントもある。一丁持ちスネークショットでは至近距離でどこに当てても一撃キルがとれなくなるのでおすすめできない。だが、デュアルスネークショットはかなりおすすめだ(カスタムも後述している)。
目次にもどるアプデ
2024年7月25日のアプデ
・最大ダメージ射程が5.6m→8.9mに増加。
・第2ダメージ射程が11.4m→15.2mに増加。
やった強化アプデだ!と言いたいところだが、上がったのは素の性能。JAK ビホルダーライフルキットをつけた場合の射程は上がっていないので注意。恐らく通常時とキットとの射程差が大きすぎると判断され調整が入ったんだと思う。
JAK ビホルダーライフルキットは取り回しがかなり悪くなるので、一応キットなしも選択肢に入るようになったと思う。とはいえ射程だけでなく弾速も上がるJAK ビホルダーライフルキットの優先度は引き続き高い。
2024年2月22日のアプデで「JAK ビホルダーライフルキット」のみ調整
・弾速が+100%→+50%に減少し弱体化。
・移動速度が-10%→-8%。ダッシュ速度が-20%→-5%。それに伴いしゃがみ時移動速度、タクティカルダッシュ速度、エイム時の移動速度の減少量も低下。減少量が減ったので強化。
一丁持ちならほぼ必須級の「JAK ビホルダーライフルキット」が調整。機動性が向上した代わりに弾速が大きく低下。
即死部位が広くない上に射撃遅延まであるこの武器の弾速低下は影響が大きく総合的には少し弱くなった気がする。とはいえ動き回りやすくなり強くなった面もあり、まだまだ強力なサブウェポンだ。
2024年1月18日のアプデ
・第2ダメージ射程が90→100に増加。
・第3ダメージ射程が70→75に増加。
・第2ダメージ射程が15.2m→11.4mに減少。
・胸ダメージ倍率が1.3→1.5に増加。
・手・腹のダメージ倍率が1.3→1に減少。
・射撃時の遅延が0.15秒→0.09秒に短縮された。
総合的には弱体化。
手・腹当てでは一撃キルがとれなくなり、第2ダメージ射程まで頭・胸ワンショットキルという性能になり、誰でも簡単に一撃キルできる武器ではなくなった。
一方で射撃遅延が短縮され第2ダメージ射程まで胸当て一撃が可能となった。エイム力が高く頭・胸を安定して狙えるプレイヤーが使えば、以前より強い面もある。
まだまだサブ武器の中ではトップクラスの性能と言える。
2024年1月12日のアプデ
・コンバージョンキットの「JAK ビホルダーライフルキット」が使用可能となった。射程+245%・弾速+100%に加え反動も軽減する脅威の性能を誇る。エイム速度など取り回しはかなり悪くなるが元々の取り回しがいいので大した悪影響はない。ただし、デュアルとの併用はできない。一丁持ちするならほぼ必須のアタッチメントと言える。
2023年12月7日のアプデ
・腹と手のダメージ倍率が上昇した(サイレント)。
サブ武器の中では強かったTYRをなぜかサイレント強化。今までは最大ダメージ射程で一撃キルできる部位は頭・胸のみ。アプデ後は頭・胸・手・腹となった。ワンショットキル確率が増し、大幅に強化されたと言える。
目次にもどるTYRのおすすめカスタム(1丁持ち)
DR-6ハンドストップ(アンダーバレル)
長所
移動速度 | +4.5% |
しゃがみ時の移動速度 | +8.1% |
エイム時の移動速度 | +6.5% |
エイム速度 | -9.5% |
ダッシュ時射撃速度 | -8.3% |
短所
腰だめ撃ちのばらつき最小 | +10% |
12.7X55MM ハイグレイン弾(弾薬)
長所
射程距離 | +15% |
弾丸速度 | +15% |
短所
反動ガンキック | +5% |
水平反動 | +5% |
垂直反動 | +10% |
ウル フューリー(トリガーアクション)
長所
連射速度 | +25.2% |
トリガー反応時間 | 約0.09秒→約0.065秒 |
短所
ダッシュ後射撃速度 | +14.6% |
エイル レスパイト(リアグリップ)
長所
ピストルファストドロー | この武器へ切り替える速度を約30%短縮 |
ダッシュ後射撃速度 | -10.4% |
短所
反動ガンキック | +6% |
水平反動 | +6% |
垂直反動 | +6% |
JAK ビホルダーライフルキット(コンバージョンキット)
長所
最大ダメージ射程距離 | +245.5% |
弾丸速度 | +50% |
反動ガンキック | -71.9% |
水平反動 | -98.4% |
垂直反動 | -47.3% |
短所
移動速度 | -8% |
しゃがみ時の移動速度 | -5% |
ダッシュ速度 | -5% |
タクティカルダッシュ速度 | -6% |
エイム時移動速度 | -6% |
エイム速度 | +33.3% |
ダッシュ後射撃速度 | +50% |
考察
射程を重視したTYRカスタム。
JAK ビホルダーライフルキットに加え、12.7X55MM ハイグレイン弾をつけ頭・胸ワンショットキルができる射程を約22mまで伸ばした。
ウル フューリーでレート増加の他、発射遅延減少も行っている。
エイル レスパイトでこの武器へ切り替える速度を強化。リロードが間に合わない時に素早く取り出せる。
サブマシンガン・アサルトライフルのバックアップとして力を発揮し、射程が短いショットガンのお供としても強力な武器となっている。
目次にもどるTYRのおすすめカスタム(デュアル)
ZIU-16 ヘビーロングバレル(バレル)
長所
有効射程距離 | +28% |
弾丸速度 | +14.7% |
反動ガンキック | -2.4% |
水平反動 | -4.5% |
垂直反動 | -4.5% |
短所
エイム速度 | +8.6% |
ダッシュ後射撃速度 | +6.3% |
XTENサイドアームL400(レーザー)
長所
腰だめ撃ちのばらつき最小 | -20% |
腰だめ撃ちのばらつき最大 | -10% |
短所
エイムしていない時にレーザーが出る | レーザーは照射されず壁に移る程度でありデメリットになることは少ない |
12.7X55MMスネークショット弾(弾薬)
長所
ショットガンに変更 | |
腰だめ撃ちのばらつき最大 | -60% |
短所
性質変化 | ダメージ・射程・弾速などが悪化 |
ウル フューリー(トリガーアクション)
長所
連射速度 | +25.2% |
トリガー反応時間 | 約0.17秒→約0.1秒 |
短所
ダッシュ後射撃速度 | +14.6% |
デュアル(リアグリップ)
長所
銃を二丁持ち |
短所
腰撃ちしかできなくなる |
考察
ウル フューリーをつけデュアルにしたTYRカスタム。
更にスネークショット弾でショットガン化し、ZIU-16 ヘビーロングバレルで射程を伸ばし、XTENサイドアームL400で腰撃ち精度を強化している。
このカスタムであれば胸当たりを狙った場合は約7~9mまで左右同時発射ワンショットキルが可能。TTKが長めの今作でこの性能はかなり強い。
スネークショットでショットガン化せずに12.7X55MM ハイグレイン弾をつけるのもアリ。この場合は何と約13mまでワンショットキルが可能となる。ただしこの場合は移動するだけでクロスヘアがかなり広がり弾が当てづらくなってしまう。個人的には「腰だめ撃ちのばらつき最大」を大きく改善できるスネークショットをつけるほうがおすすめだ。