COD MW3のリーサルについて
COD MW3のリーサルは敵に直接ダメージを与えることができ、キルも狙うことができる爆発物が揃っている。今作は11種類もあるのでどれを使うべきか悩んでいる人もいるはず。そこで各リーサルの考察を行っていく。
COD MW3のリーサルの目次
フラグ (2024年4月17日アプデ調整)クレイモア
投げナイフ
テルミット (2024年4月アプデ調整)
サーモバリックグレネ-ド (2024年4月アプデ調整)
センサーマイン
ドリルチャージ (2024年4月アプデ調整)
セムテックス
C4 (2024年4月アプデ調整)
手裏剣
ブリーチャードローン (2024年4月アプデ調整)
目次にもどる
フラグ
初心者オススメ度★☆☆☆☆
中級者以上オススメ度★★★☆☆
説明
爆破のタイミングが調整可能なグレネード。
考察
そこそこ遠くまで投げられるお馴染みの爆発物。
かつては爆発の威力はリーサルの中でも最高峰だったが超弱体化→強化の調整。全盛期よりは性能低下し、即死範囲約4mで何とか最強の威力だがセムテックスよりわずかに勝る程度。
弱点はピンを抜いてから爆発までの時間が約3.5秒と長いこと。敵を見つけてすぐに投げても爆発までに逃げられてしまうことが多い。
フラグはボタンを押した後離さなければ、手に持ったまま保持することができる。敵との距離にあわせて手に持つ時間を調整し爆発までの時間を短縮した上で投げることで、敵の近くまで飛んだフラグが即爆発する回避不能な攻撃と化すので強力。
フラグは基本のリーサルという扱いだが、使用難度が高い上にアプデにより攻撃力が低下している。
よほどうまく使わない限りセムテックスを超える戦果はあげられない。特に初心者にはおすすめできない。
2024年4月17日のアプデ・中距離爆発ダメージを130→150に増加。
・中距離爆発ダメージ半径を4.9mから3.8mに減少。
上記の修正によりEODパッドをつけていない敵への即死距離が約0.8m→約4mに増加。
セムテックスより即死距離が狭いとかおかしすぎるので当たり前の調整。
それでも全盛期と比較すると性能は劣る。
2024年4月4日のアプデ・近距離爆発ダメージを250→225に減少。
・中距離爆発ダメージを150→130に減少。
上記の修正によりEODパッドをつけていない敵への即死距離が約5m→約0.80m前後に低下。
4月4日アプデでは不可解な内容も多かったがその中でも一番おかしい調整なのはフラグだろう。
もはや、これだけでキルをとるのは非常に困難だ。
目次にもどるクレイモア
初心者オススメ度★★★★☆
中級者以上オススメ度★★★★★
説明
敵が近づくと爆発する地雷
考察
お馴染みの仕掛けるタイプの地雷。赤いレーザーが出ている方向から、約2mちょっとの距離まで近づいた敵を検知し爆発する。
検知から爆発までの時間が非常に短く、EODパッドを敵がつけていない状態で検知して爆発したならほぼ確実にキルできる。だが、EODパッドをつけた敵は即死させられない。
また、敵がエンジニアベストの効果で壁の向こう側のクレイモアを看破してきたり、敵がシグナルジャマーをつけていて爆発までの時間を遅らせて回避してくることがあるので注意。
とはいえ、赤いレーザーが敵がくるであろう方向から見えないようにきちんと仕掛ければ、敵のEODパッドなどの対策状況にもよるが、かなりキルがとれることも多い。
たとえキルがとれなくてもクレイモアの位置に敵がいることがわかり、ダメージを喰らった敵を追撃すれば有利に戦うこともできる。
スナイパーライフルなどで狙撃する際の守りに最適。そうでなくとも今作はサイレントスニーカーが強力で敵に気づかず左右や後ろから不意打ちされる場面が多い。裏取りされそうなルートにクレイモアを仕掛けておくと少しは安心して戦える。
デモリッションベストをつけクレイモア2つを同じ場所に仕掛ければEODパッド使用者すら即死させることが可能。
クレイモアはあまり使用率は高くないが、かなり有用なリーサルとなっている。
目次にもどる投げナイフ
初心者オススメ度★☆☆☆☆
中級者以上オススメ度★★★★☆
説明
殺傷能力能力が高く回収可能な投げナイフ。
考察
敵のどの部位に当てても一撃のナイフを投げることができる。HP150でキルタイムが遅い今作では一撃で倒せるだけでも大きな利点と言える。
ただし弾速が遅いため、動き回る敵に当てるのは簡単ではない。外せばスキを敵に晒すことになり不利になる。初心者にはおすすめできない。
敵がいるとわかっている時にはボタンを押して投げナイフを持って構えておき、敵が見えたらボタンを放して投げるといい。ナイフをとりだす時間をカットできるので勝ちやすくなる。
クイックグリップグローブ、オードナンスグローブ、オーバーキルベストの3つの装備にはリーサル・タクティカルなどを取り出して投げるまでの速度がだいたい33%前後短縮されるという隠し効果がある。当然、投げナイフにも適用され、ナイフをとりだして投げるまでにかかる時間を短縮することができる。投げナイフの場合はキルタイムや命中率に関わるので、他リーサル・タクティカルと比較しても重要性はケタ違い。投げナイフを使うつもりなら、3つの装備のうちどれかはつけるようにしたい。
通常は投げナイフは前方に投げた場合約13m前後で急速に落下する。それ以降の距離では上に投げたりすれば当たる可能性はあるが、かなり命中させるのが困難となる。オードナンスグローブには遠くまで装備を投げることができるようになる効果もあり、前方に投げた場合約18m前後で急速に落下するようになる。射程が伸びるので投げナイフの性能優先ならオードナンスグローブをつけるのが特におすすめだ。
地面落ちているナイフは回収することが可能。交戦後はできるだけ敵がいた場所まで移動して投げナイフを回収するといい。
デモリションベストをつけた場合は最初に2つの投げナイフを持っているだけでなく、3つまで投げナイフを持てるようになる(試合開始時は2つだが、3つ目入手のチャージが即始まる)。投げナイフを優先するなら特におすすめのベストだ。
目次にもどるテルミット
初心者オススメ度★★★☆☆
中級者以上オススメ度★★★★☆
説明
どんなオブジェクトにも付着する爆発性焼夷デバイス。
考察
着弾すると周囲約3mに火花を約5.4秒間放つ爆発物を投げることができる。着弾したテルミットに敵が近いほど大きなダメージを与えられる。
ダメージの目安として、着弾地点から敵が2mの距離にいれば火花で約1.8秒でキルでき、敵がEODパッドをつけている場合は約2.83秒でキルできる。
EODパッド使用者相手でも時間をかければキルができるので、強制的に移動させる能力はかなり高い(ただし約3mの距離だとEODパッドをつけた敵に耐えきられるので、ある程度敵に近い距離に投げる必要はある)。
ただダメージが入るのに時間がかかり、敵が移動した場合はEODパッド使用者でなくともキルできることは稀。テルミットを投げた後、ダメージを負って移動した敵を追撃するなど工夫したい。
なお直撃させることで敵に引っ付けることができる。この場合はEODパッド使用者でも確実にキルが可能。強力なので直撃を積極的に狙っていくといい。ただキルに時間はかかるため直撃したら隠れて時間を稼ごう。
火花を散らしている時間が長く、進路を塞ぐのにも使うことができる。
なかなか汎用性が高く臨機応変に使うことで輝くリーサルと言える。
2024年4月4日のアプデ・燃える際のtickレートを2/s→4/sに増加。
・近距離ダメージを38→25に減少。
・遠距離ダメージを15→10に減少。
・以上の変更点を総合するとテルミットの火力は33%向上。
具体的にどうなったか?着弾地点から敵が2mの距離にいる場合の結果は以下の通り。
EODパッドを敵がつけていない場合、キルにかかる時間が約2.5秒→約1.8秒。
EODパッドを敵がつけている場合、キルにかかる時間が約4秒→約2.83秒。
攻撃力がかなり強化されたと言える。
目次にもどるサーモバリックグレネード
初心者オススメ度★★☆☆☆
中級者以上オススメ度★★★☆☆
説明
爆発のタイミングが調整可能なグレネード。敵をスタンさせて残り火を放ち、爆発物の威力を一定時間アップさせる。
考察
フラグのようにピンを抜いてから約3.5秒で爆発し、爆発までの時間を手に持つことで調整可能。爆発すると敵を短時間スタンさせ周囲に炎をばらまく。炎は約7秒ほど燃え続けるので、敵の進路を塞ぐのにも使うことができる。
ダメージの目安として、着弾地点から敵が1mの距離にいれば炎で約1.05秒でキルでき、敵がEODパッドをつけている場合は約2.04秒でキルできる。
説明によれば爆発物の威力を上げる効果があるらしいが、非常に検証が難しくよくわからない。
ダメージはテルミットと比較して高いものの、とにかく炎の範囲が狭いのが懸念点。しかも爆発までの時間が長いことから、やや使いづらいリーサルと言わざるを得ない。
2024年4月4日のアプデ・爆発ダメージ半径を8.6m→9.5mに増加。
・近距離爆発ダメージを90→100に増加。
・中距離爆発ダメージを80→90に増加。
・火属性tick速度を4/s→5/sに増加。
具体的にどうなったか?着弾地点から敵が1mの距離にいる場合の結果は以下の通り。
EODパッドを敵がつけていない場合、キルにかかる時間が約1.2秒→約1.05秒。
EODパッドを敵がつけている場合、キルにかかる時間が約2.4秒→約2.04秒。
攻撃力が少し強化されたと言える。
目次にもどるセンサーマイン
初心者オススメ度★★★☆☆
中級者以上オススメ度★★★★☆
説明
空中で発射し、周辺に大ダメージを与える近接サンサー付の爆薬。
考察
クレイモアと同じく仕掛けるタイプの爆弾。
約2.5mの距離まで敵が近づくと空中に飛んでから爆発する。EODパッドを敵がつけていなければ敵が立ち状態なら走り抜けられてもほぼ確実にキルが可能。ただ、EODパッド使用者は即死させることはできない。説明には大ダメージを与えると記され実際に過去作では爆発物耐性パークすら突破する威力があることもあったが、今作はダメージは普通レベルになってしまっているのが痛い。
加えて空中で爆発するので敵がしゃがみやスライディングをするとダメージ軽減され、伏せられるとダメージすら与えられない。EODパッドを敵がつけてなくても、スライディングなどをされてダメージ軽減されキルがとれないことも多い。
利点はどの方向から敵が来ても爆発する点、投げられるので素早く仕掛けたい場所に設置しやすい点。
センサーマインは使いやすいもののキルがとりづらい。個人的にはクレイモアのほうがおすすめ。
目次にもどるドリルチャージ
初心者オススメ度★★★☆☆
中級者以上オススメ度★★★★☆
説明
表面に入り込んでから起爆するサーマルランス型の炸薬。
考察
ドリルチャージは着弾すると、0.75秒かけて壁を掘った後に爆発する。かなりごつい壁でもしっかりと貫通する。
EODパッド付きの敵は直撃以外で即死させられないが、EODパッドがついていない敵への即死距離は約4mとそこそこ広い。ただ爆発までに時間がかかり近くにいる敵にドリルチャージ警告マークが出ることから逃げられやすい。このリーサル単体ではダメージは与えられてもキルがとれないこともよくある。
ドリルチャージでダメージを与えた後、積極的に追撃していく立ち回りをしたい。
2024年4月4日のアプデ・掘る速度を1.25秒→0.75秒に短縮。
今まではドリルチャージ警告マークを見て離れられダメージ軽減されることが多かった。だが今回のアプデで敵が離れる前に爆破されることが増え戦果をあげやすくなった。
目次にもどるセムテックス
初心者オススメ度★★★★★
中級者以上オススメ度★★★★★
説明
時限式の粘着グレネード。
考察
着弾後、約1.7秒後に爆発する爆弾を投げることができる。フラグと異なり着弾してから爆発するまでが短いのが魅力。敵を見つけてから、すぐに投げても効果を発揮する。
セムテックスを敵にくっつけた場合は、EODパッド使用者だろうが確実にキルできるので、できるだけ狙っていこう。
ただ、フラグと比べると爆発の威力は劣り、即死距離は約3.5m。EODパッドをつけている敵に対しては爆発に巻き込んだだけでは即死させることはできない。
安定して敵にくっつけるのは困難であり、弱って隠れた敵に素早く投げてのとどめ刺しに使ったり、セムテックスで弱った敵を追撃して仕留めるといった立ち回りが基本になる。
使いやすいリーサルとなっているので、初心者から上級者にまでおすすめできる。
デモリションベストをつけた場合は2個連続投げができ、EODパッド使用者に対してすら爆発に巻き込んでキルを狙えるので非常に強力だ。
目次にもどるC4
初心者オススメ度★★☆☆☆
中級者以上オススメ度★★★☆☆
説明
対象の表面に張り付く大型爆薬。展開後にもう一度リーサルボタンを押すか、リロードボタン2度押しでいつても起爆可能。
考察
投げて設置でき、手動で爆破できる爆発物。
投げ始めてからリロードボタン2度押しでの最速爆破に約1秒しかかからないという長所がある。
ただ、通常は即死距離が約3.5m、EODパッドをつけている敵は即死させられない。大型爆薬と説明に書かれているが威力はセムテックスと同レベル
そして、遠くまで届かないのが大きなデメリットとなっている。
加えてアプデで何かに付着した場合は0.5秒たたないと爆発しなくなるという謎仕様が追加された。空中最速爆破を徹底しよう。
投げて使うならセムテックス、仕掛けてトラップとして使うなら自動で敵を見張るクレイモアやセンサーマインのほうが役立つことが多い。
中途半端な性能であり、性能不足を感じるリーサルと言わざるを得ない。
2024年4月4日のアプデ・何かに付着した場合は0.5秒たたないと爆発しなくなった。
・投擲速度を15%強化。
投擲速度が上がったためか、投げ始めてからリロードボタン2度押しでの最速爆破が約1.2秒→約1秒に強化された。
ただし、吸着した場合、0.5秒たたないと爆発しなくなるという謎効果が追加。
特に近くに物がありすぐに吸着したという場合に注意が必要。リロードボタン2度押ししても起爆できない。
また、対空時間が長くても地面に落ちたり壁についてから0.5秒は起爆できない。
とにかく吸着が絡むと厄介。仕掛け爆弾として使う気がないなら、敵を狙いつつもできるだけ空中に向かって投げ、地面に落ちたり壁にはりつく前に最速起爆することを心掛けよう。
あまりに意味不明な謎効果であり、起爆に失敗すると非常にイライラする。今すぐに修正してほしい。
目次にもどる手裏剣
初心者オススメ度★☆☆☆☆
中級者以上オススメ度★☆☆☆☆
説明
素早く致命傷を与える手裏剣。敵に負傷効果を付与。
考察
頭に当てれば一撃。それ以外の箇所に当てると2発キルの手裏剣を投げることができる。
通常は0.3秒に1回投げることができ、連射力をクイックグリップグローブ、オードナンスグローブ、オーバーキルベストで高められるのでどれかはつけよう。
投げナイフと比べると弾道落下が緩い。前方に投げた場合、25m~30mではやや弾道落下するがそれでも敵の足などに当たる場合がある。オードナンスグローブで投げる距離を伸ばせば中距離戦も不可能ではない。
ただ、やはり弾速が遅く距離が遠くなるほど当てづらくなる。近距離戦で使うのが基本だ。
通常は5つ持っているが投げナイフと違って回収できないので注意。デモリションベストをつけた場合は最初から6つ持っており、最大8つまでチャージされる。
投げるまでの時間や弾速の遅さを考えると頭に当てない限りキルタイムは銃と比べると劣る。よってあまりおすすめできないリーサルだ。
目次にもどるブリーチャードローン
初心者オススメ度★★★☆☆
中級者以上オススメ度★★★★☆
説明
敵に接近したり、衝撃を与えたりすると起爆する爆発型ドローン。
考察
ドローンを投げて攻撃することができる。投げたドローンはひたすら高速前進し敵が約1.5m以内に入ったり何かぶつかると爆発する。
即死距離は約2.5m。EODパッドをつけた敵は即死させることができない。
最大の特徴はリーサルとは思えない射程距離の長さ。障害物さえなければ100mを超えても前進することを確認。中距離・遠距離にいる敵への攻撃手段としても使うことができるのが面白い。特に2階など一か所にとどまっているならブリーチャードローンで攻撃しやすい。
これまでのCODシリーズにはない使っていて楽しいユニークなリーサル。弱体化を喰らってしまったが、それでも選択肢にはなる装備と言える。
2024年4月4日のアプデ・ドローンのHPが1→55に増加。
・ドローンの移動速度が25%増加。
前回の弱体化は妥当ではあったが今度は少し弱くなりすぎていた。今回の調整は妥当。HPが増えたので1発の弾丸で破壊されることは少なくなり、素早く移動することで以前よりも戦果をあげやすくなった。
2023年12月15日のアプデブリーチャードローンのダメージが低下。通常時で喰らった場合の即死距離約5m→約2.5m。EODパッドをつけて喰らった場合の即死距離が約4m→即死しない。
このアプデがくるまではEODパッドをつけている敵すらキルが狙える最強リーサルだった。弱体化は妥当。