COD MWのマークスマンライフル(MR)のおすすめ

 COD MWのマークスマンライフル(MR)は、2020年2月9日に考察した際は武器間の性能が最も競合している武器種と言えた。
だが、武器バランス調整、SKSの登場、
ショットガンのスラグ弾(マークスマンライフルと同じく1発の弾を発射する)強化により環境は激変している。
そこで2020年8月1日現在、マークスマンライフル(MR)5種がどういった立ち回り・戦術をとる際におすすめなのかを紹介していく。

EBR 14


 COD MWのEBR 14の特徴はワンショットキルがヘッドショットに限定される代わりに連射ができる点。
他のマークスマンライフルは連射力が低いために1発外したり即死をとれなければ、一気に不利になってしまうが、
EBR 14は1発くらい外しても即負けにはならない安定性が強みと言える。
2発キル時の最速キルタイムはM4A1より速く、RAM7とほぼ同等と悪くない。
ただし、EBR 14と同じセミオートマークスマンライフルのSKSが登場した。
SKSも2発キルが可能で、EBR 14よりもレートが高く、マガジン弾数が20発(EBR 14は10発なので倍)。
その上アタッチメントもSKSのほうが強力なものが揃っている。
EBR 14が勝っているのは、遠距離でたとえ足に2発当てても死ぬため、部位を狙う腕がなくとも問題ない点。
SKSは胴体に1発当てていれば、もう1発は手足でも50mまでは2発キル可能で、51m以降は胸以上に2発当てないと2発キルできなくなる。
2発キルできる確実性ではEBR 14が上回る。
ただ、SKSでも50m以内であれば2発キルは容易(手足に2発当てるほうが難しい)。
50m以内での強さではSKSに圧倒されていると言え、グランドウォーなどを除けば51m以上で撃ち合う機会は少なめ。
EBR 14は6VS6モードではかなり厳しい武器と言わざるを得ない。
ただ、グランドウォーやWARZONEでは51m以上の戦闘も多く発生するので、十分おすすめできる武器となっている。

MK2カービン


 COD MWのMK2カービンは胸以上でワンショットキル可能でアサルトライフルレベルのエイム速度を持つ。
更に、アプデ1.23で強化され、胸上ワンショットキル距離が約20m→約24mになり機動性も上昇した。
しかし、同時にショットガンのスラグ弾が強化されてしまった。
驚異となる725スラグ弾の射程は以下の通り。

腹部ワンショットキル距離…約25m
胸以上ワンショットキル距離…約38m

何と、725スラグ弾の腹部ワンショットキル距離がMK2カービンの胸以上ワンショットキル距離を上回ってしまっている。
恐らくCOD MWのアプデ中最大の調整ミスといっても過言ではないだろう。
その上、725は2連発までしかできないとはいえ、MK2カービンよりレートが高く、1発外した場合のリカバリーにも優れている。
MK2カービンで最大まで射程を強化しても胸以上ワンショットキル距離は約35m止まりで、725スラグ弾の胸以上ワンショットキル距離を下回る。
おまけにMK2カービンが素の性能で唯一勝っているエイム速度が低下してしまい、725スラグ弾の完全劣化になりかねない。
725スラグ弾と差別化するなら、射程は諦めエイム速度を更に伸ばすしかない。
だが、腹ワンショットキルが可能でレートが高い725スラグ弾に比べ明らかに劣っているのは変わらず、
強化されたのにおすすめできない武器になってしまった。

Kar98k


 COD MWのKar98kはMK2カービンの射程を大きく伸ばし、代わりにエイム速度を遅くしたような性能を持つ。
アプデ1.12で怯みに対する耐性やリロード速度が強化され、 アプデ1.23ではエイム速度が上昇し、胸以上ワンショットキル距離が55m→60mに上昇、腰撃ち精度も上昇した。
アサルトライフルレベルのエイム速度と十分な射程を持ちながら、胸以上ワンショットキルは驚異的。
射程も上がったことで、倍率の高いサイトをつけて、スナイパーライフルと考えて運用することもできる。
胸以上を安定して狙っていけるプレイヤーにはおすすめできる強武器と言える。
だが、いくら強化されたといっても、胸以上を狙えなければワンショットキルを逃し、
レートの低さから不利となる点は変わっていない。
上級者が使わないと弱武器にすらなりえる武器だ。
近距離では1発で倒せなければ反撃でまず倒されるので、中~遠距離戦に持ち込めるように立ち回りをしていこう。

クロスボウ


 COD MWのクロスボウはアップデート1.13で追加されたマークスマンライフル。
特殊性が高い武器で、弾速が遅いが即死部位が広いのが特徴。
エイム速度は速くはないがスナイパーライフルよりは優れており、かつAX50と同様に腰以上ワンショットキルができるのが強力。
ただし、弾速をアタッチメントで強化しても遅い上に弾道落下もあるため、br> 遠距離戦はワンショットキルが可能でありながらも適しておらず、MK2カービンと同じく近距離~中距離戦向け。
特にMK2カービンで胸以上部位狙撃ができず当てても一撃キルできずやられてしまうという悩みを持つプレイヤーにはおすすめできる武器と言える。
また、射撃しても敵のコンパスに赤点表示されないため、裏取りしたいプレイヤーにもおすすめ。
即死部位が広いので当てさえすれば倒せる安心感はある一方で、
マークスマンライフルの中でもワーストの連射力なので、外すと危険。
初心者にはおすすめできない武器と言える。
 ただし、プレイヤーの腕にかかわらず、アタッチメントのFTACフューリー20ボルトをつけたクロスボウでのロードアウトは作っておくのをおすすめする。
FTACフューリー20ボルトは矢に爆弾がついており、敵に当たれば矢のダメージで死ななくても1秒後に爆発して確実にキルできる。
重要なのは敵のライオットシールドに矢を当てても爆発で一撃キルできる点。
盾を見つけ次第即座にキルできる唯一の武器であり、盾対策としては最強と言える。
アップデートでロードアウト枠が10に増えたので、相手がライオットシールドを使ってきた場合だけ使うクロスボウカスタムを作っておく余裕も十分ある。
 

SKS


 COD MWのSKSはアップデート1.19で追加されたセミオートのマークスマンライフル。
EBR 14より高いレートと倍のマガジン弾数を誇り、2発キルが可能。
胴体に1発でも当たれば50m以内で2発キルが可能であり、2発キル条件はそれほど厳しくない。
2発キル時のキルタイムはRAM 7やMP7の最速キルタイムを超えており、そのキルタイムを50mまで維持できるのは強力と言える。
その上、アタッチメントの10ラウンドマガジンが強力。
マガジン弾数が半分となってしまうものの、それでもEBR 14と同じマガジン弾数であり、
エイム速度、ダッシュ後射撃速度、移動速度、リロード速度が上昇するという凄まじい効果を持つ。br> 特に遭遇戦に強くなり、リロード速度が上がっているため継戦能力にもそれほど不安は感じない。
これらの点から総合して、マルチプレイヤーではグランドウォー以外ではEBR 14のほぼ上位互換と言っていい性能。
使いやすく強い武器なので、初心者から上級者にまでおすすめできるマークスマンライフル(MR)だ。
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